温度、湿度、およびその他の緩やかな環境変化に対応した設計のためのCapSenseパラメータの設定- KBA225128- Community Translated (JA)
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Community Translated by JuIn_1625121 Version: **
Translation - English: Setting CapSense Parameters for Designs with Temperature, Humidity, and other Gradual Environmental ...
質問:
CapSense® 設計の IDAC calibration パーセント、センス クロック ソース、センス クロック周波数、および変調クロック周波数は、どのようにすれば緩やかな環境変化に合わせて設定できますか?
回答:
CapSenseのセンサーが緩やかな環境変化にさらされると、温度、湿度、または他の環境条件の変化により、ベースラインがrawカウントを徐々に追従することがあります。
通常、自動校正は、rawカウントが CSD のシングル IDAC、デュアル IDAC、および CSX の最大rawカウント値の 85%、70%、および 40% になるように IDAC を校正します。
しかし、徐々に環境が変化すると、以下のような望ましくないシナリオが発生する可能性があります。
- rawカウントが徐々に増えていき、最大rawカウント値まで達して飽和状態になることがあります。
例えば、CSDベースの設計では、ベースライン(最大rawカウント値の85%または70%)が徐々にrawカウントに追従した結果、最大rawカウント値の95%に達し、最終的には飽和状態になる可能性があります。同様に、CSXベースの設計では、ベースライン(最大rawカウント値の40%)が徐々にrawカウントに追従し、最大rawカウント値の5%に達し、最終的には飽和状態になる可能性があります。rawカウントが徐々に増加し、最大rawカウント値まで飽和するのを避けるために、rawカウントを代表的なパーセントで校正しないでください。その代わりに、温度と湿度の緩やかな変化によるベースラインの変化を許容できるように、CapSenseセンサーのタイプに応じて、rawカウントを特定のパーセントで校正します。 校正のパーセントを変更するには、IDAC 自動校正を無効にして IDAC コードを手動で設定するか、または IDAC 自動校正を有効にして API のCapSense_CSDCalibrateWidget () を使用することで、CSDおよびCSX ベースの CapSense 設計のrawカウント校正をそれぞれより低いパーセントとより高いパーセントに設定します。
- rawカウントが徐々に減少し、フラットスポット領域に達することがあります。フラットスポットは、最大rawカウント値の25%、50%、75%でより顕著になります。さらに、校正のパーセントを変更すると、rawカウントがフラットスポット領域に達する確率が非常に高くなります。
フラットスポットの幅を小さくするには、以下の手順に従ってください。
- センス クロックソースをDirectではなくPRSまたはSSCに設定すると、フラットスポットの幅と数が減り、フラットスポット領域の信号が増大します。
- CSD および CSX ベースのデザインでは、Fmod/Fsw 比が高いほどフラットスポットの数が多くなり、フラットスポットの幅が狭くなります。したがって、適度な感度を確保しつつ、Fmod/Fsw比を可能な限り高い値に設定してください。
このようにして、フラットスポットを減少させ、緩やかな環境変動による望ましくない結果に対処することができます。