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日本人の電○系技術者にとっては聖書的(?)存在のトラ技 (CQ出版社 トランジスタ技術) 5月号に
なんと PSoC の基板 TSoC が付録に付いて来ました!
私がいつも使用している プロトタイプ基板と比べても小さい、小さい!
これは遊べそうだ! と喜んだところで、回路図を見ると、
ICEがねぇ、USB-UART がねぇ、オラの村には電気が(ry
という状態で単体起動は厳しそうです。
トラ技の企画では、既に Boot Loader が書き込まれていて
USB-Serial と電源を付けてやれば、シリアルブートローダで
プログラムの書込みが出来る様です。
※ トラ技に詳しく手順が記載されています。 ← ここ重要!
しかし、直情軽率傾向の私にはブートローダ経由の書込みが少し手間に感じますし、
デバッグ出来ないのもちょっとしんどいかなと思い、どうやったら“手を抜ける”か考えてみました。
==== ご注意 ====
以下は私個人の実験結果です。
まったく保証はされませんので、
お試しになる場合には個人責任でお願いします。
==============
少し前に、別のスレッドですっぴんの PSoC 基板にプログラムを書き込んだり、デバッグをしたいのであれば
一番安いのは CY8CKIT-043 を買ってくることだよと、ボブ尊師が書き込まれていました。
というわけで、DigKey で CY8CKIT-043 を購入してみました、でも CY8CKIT-059 を購入した方が
PSoC 4 と PSoC 5LP の両方を楽しめて良いかも知れません。
さて、KitProg のお料理方法ですが、
(1) CY8CKIT-043 (CY8CKIT-059等他の KitProg 付きの基板でも良いと思います。) を用意します。
(2) KitProg の部分を切り離します。(折り取る感じですね)
(3) ピンソケットを半田付けします。
これで KitProg (左側) と PSoC の評価基板 (右側) の両方が手に入りました!
そして最初の写真のように KitProg と TSoC 基板を接続します。
KitProg TSoC
SWDIO J1-9 (P3_2)
SWDCLK J1-8 (P3_3)
RST J3-10
GND J4-7
VDD J4-8
UART_RX(P12[6]) J4-5
UART_TX(P12[7]) J4-6
そして PSoC Creator で簡単なテストプログラムを作成しました。
Schematic
Pins
main.c
=============================
#include "project.h"
#include "stdio.h"
char str[128] ; /* print buffer */
void print(char *str)
{
UART_UartPutString(str) ;
}
void init_hardware(void)
{
CyGlobalIntEnable; /* Enable global interrupts. */
UART_Start() ;
LED_Write(0) ;
}
void splash(void)
{
sprintf(str, "CQ Publishing TSoC Board Test (%s %s)\n", __DATE__, __TIME__) ;
print(str) ;
}
int main(void)
{
int count = 0 ;
init_hardware() ;
splash() ;
for(;;)
{
sprintf(str, "Loop %d\n", count++) ;
print(str) ;
LED_Write(!LED_Read()) ;
CyDelay(1000) ;
}
}
=============================
デバッグ画面
実行結果 (TeraTerm のログ)
これで、TSoC 基板を使用して、あんなことやこんなことをする準備が整いました。
さぁ、次は何をして遊びましょうか?
moto
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PSoC 345 LP
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最初の手順に書き忘れてしまっていたのですが、
他の評価基板の KitProg を持ってきて接続した場合、
(TSoC の場合は必ずそうなりますよね?)
KitProg の Firmware を TSoC 用にアップグレードして上げる必要がありました。
最初の一回だけ、必要な作業ではあるのですが、
これも、ひと手間かかりますので、下記に手順を
ポストしておきましたのでご参照ください。
TSoC トラ技基板用 KitProg のファームウェアアップデートについて
泥縄で申し訳ありません。m(_ _)m
moto
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先に私がアップロードしたプロジェクトを、
インストールしたばかりの PSoC Creator でビルドしようとすると
cy_boot v5.80 が見つかりません!とかいうエラーでコンパイルが停止することがあるようです。
新しくインストールした PC で実験した私には発生しました。 orz
このエラーが出た場合には、PSoC Creator の メニュー
Project > Update Components... を選択するか
Workspace Explorer で、当該プロジェクトを選択して
マウスの右ボタンで表示されるポップアップメニューから
Update Components... を選択して、
新しいヴァージョンがあるコンポーネントをアップデートしてから
Clean and Build <プロジェクト名> を実行してください。
moto
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“あんなことやこんなこと”のサンプルです。
TSoC トラ技基板 UART 入出力サンプル
https://community.cypress.com/thread/45404
TSoC CY8C4146LQI-S433 基板 VT100 エスケープシーケンスサンプル
https://community.cypress.com/thread/45405
TSoC CY8C4146LQI-S433 基板 超音波センサ (HC-SR04) サンプル
https://community.cypress.com/thread/45407
TSoC CY8C4146LQI-S433 基板 BME280 (I2C) 温度、湿度、気圧センサ サンプル
TSoC CY8C4146LQI-S433 基板 BME280 (I2C) 温度、湿度、気圧センサ サンプル
TSoC CY8C4146LQI-S433 基板 7SEG LED サンプル (25-Apr-2019 追加)
TSoC CY8C4146LQI-S433 基板 7SEG LED サンプル
TSoC CY8C4146-S433 基板 サーボ SG-90 サンプル (27-Apr-2019 追加) (16-May-2019 POT 制御追加)
TSoC CY8C4146LQI-S433 基板 サーボ SG-90 サンプル
TSoC CY8C4146-S433 基板 アナログ出力の加速度センサ (KXSX7-2050) サンプル (6-May-2019 追加)
TSoC CY8C4146LQI-S433 基板 アナログ出力の加速度センサ (KXSC7-2050) サンプル
TSoC ADC to LED output (週末のLED) (12-May-2019 追加)
TSoC ADC to LED output (週末のLED)
TSoC I2C Humidity and Temperature Sensor IDT HS3001 Sample (17-May-2019 追加)
TSoC I2C Humidity and Temperature Sensor IDT HS3001 Sample
TSoC and CY8CKIT-149 Software Reset and WDT Reset Sample (12-Jun-2019 追加)
TSoC and CY8CKIT-149 Software Reset and WDT Reset Sample
TSoC CY8C4146LQI-S433 4-Voice Orgel (四声のオルゴール) (7-Jul-2019 追加)
TSoC CY8C4146LQI-S433 4-Voice Orgel (四声のオルゴール)
TSoC CY8C4146LQI-S433 基板 アナログ出力 3軸加速度センサ KXR94-2050 サンプル (10-Oct-2019 追加)