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いつも大変お世話になっております。
IPL60R140CFD7の短絡耐量についてご教示願います。
IGBTには短絡耐量時間がデータシートに記載されておりますが、MOSFETのデータシートには記載されておりません。
短絡耐量時間が記載されていないのは、SOAデータがデータシートに記載されているからと考えれば宜しいでしょうか?
SOAデータ以外に短絡時の時間-電流グラブなどがございましたらご提示頂けませんでしょうか?
以上、よろしくお願いいたします。
Solved! Go to Solution.
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MS 様
インフィニオンコミュニティをご利用頂き有難う御座います。
IGBTはMOSFETより短絡耐量は高いデバイスです。
そのため、IGBTのデータシートに短絡時間、電流が記載されることがございます。
MOSFTEの場合は短絡に弱いので(特性的に悪化することが多い)このデータは提供されておりません。
Q:短絡耐量時間が記載されていないのは、SOAデータがデータシートに記載されているからと考えれば宜しいでしょうか?
A:多少異なりますが、MOSFETの場合はSOAを参考にして頂ければ幸いです。
Q:SOAデータ以外に短絡時の時間-電流グラブなどがございましたらご提示頂けませんでしょうか?
A:申し訳御座いませんが、コミュニティ上での提供は難しいと考えられます。
しかしコンフィデンシャルのお問い合わせであれば、提供は可能になっております。
そのためインフィニオン営業担当にご連絡いただければ幸です。
宜しくお願い致します。
パブロ
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MS 様
インフィニオンコミュニティをご利用頂き有難う御座います。
IGBTはMOSFETより短絡耐量は高いデバイスです。
そのため、IGBTのデータシートに短絡時間、電流が記載されることがございます。
MOSFTEの場合は短絡に弱いので(特性的に悪化することが多い)このデータは提供されておりません。
Q:短絡耐量時間が記載されていないのは、SOAデータがデータシートに記載されているからと考えれば宜しいでしょうか?
A:多少異なりますが、MOSFETの場合はSOAを参考にして頂ければ幸いです。
Q:SOAデータ以外に短絡時の時間-電流グラブなどがございましたらご提示頂けませんでしょうか?
A:申し訳御座いませんが、コミュニティ上での提供は難しいと考えられます。
しかしコンフィデンシャルのお問い合わせであれば、提供は可能になっております。
そのためインフィニオン営業担当にご連絡いただければ幸です。
宜しくお願い致します。
パブロ
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いつも大変お世話になっております。
追加で質問ございます。
実際に下記の回路で短絡試験を実施いたしました。
条件:Tc(正確には基板温度 常温と 100℃) 、 Vdc=400V 、ドライブ IC 駆動電源 =18V、短絡線 =40cm 、オシロ=MDO4104B 6 、ピアソン =2879 100:1
波形は下記になります。
【常温】
【常温】
【100℃】
上記試験(常温、100℃)でIPL60R140CFD7は破損はしておりません。
そこで質問です。
1.常温:8usの波形におけるOFF直前の電流降伏現象は破壊の兆候と捉えられますでしょか?
2.常温:6us、Tc=100℃:5usは短絡保護できていると考えて宜しいでしょうか?
3.Tcが高いものと低いものではどちらが短絡耐量時間は短くなりますでしょうか?
4.短絡耐量は保証値で規定されますでしょうか?
以上、よろしくお願いいたします。
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MS 様
いつもお世話になっております。
質問に回答させて頂きます:
1)ターンオンの際に電流が短絡値まで増加します。
MOSFETが熱くっていくとデバイスのRdsonが上がり、電流が低下します。
8μsの実験で、ターンオフの前に電流が増加し始めることが見えます。
このことからデバイスがthermal instabilityになったと考えられます。
ターンオフしなければ、電流が増加し続け、故障が起こると考えられます。
実験中で故障が起こらなくても、MOSFETが既にダメージを受けていると考えられます。
2)その通りだと考えられます。
しかし、バラツキによって他のロットの短絡耐量が異なることが御座います。
IPL60R140CFD7の正式な短絡耐量データはInfineon営業担当またはコンフィデンシャルチャンネル経由行います。
3)短絡時間がジャンクション温度によって制限されております。
Tcが高ければTj=150C+までの時間が短くなります。
すなわち短絡時間が短くなります。
SOAグラフでこの関係が確認できます。
4)短絡耐量の保証値がデータシートで公開されておりません。
IPL60R140CFD7の正式な短絡耐量データはInfineon営業担当またはコンフィデンシャルチャンネル経由行います。
宜しくお願い致します。
パブロ