USB Type-C ケーブルと Type-C - レガシー変換ケーブル/アダプタに推奨される VBUS バイパスコンデンサ - KBA97270 - Community Translated (JA)
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7 07, 2020
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Translation - English: VBUS Bypass Capacitor Recommendation for Type-C Cable and Type-C to Legacy Cable/Adapter Assemblies ...
質問:Type-C ケーブルや Type-C - レガシー変換ケーブル/アダプタの VBUS ピンのバイパスコンデンサはどのようなものが推奨されますか?
回答:
Type-C ケーブルや Type-C - レガシー変換ケーブル/アダプタを設計する際のバイパスコンデンサの配置については以下に従ってください:
- USB フル機能の Type-C ケーブルでは、USB Type-C 仕様によると、すべての VBUS ピン (Type-C プラグのピン A4, A9, B4, B9) は Type-C コネクタ内で相互に接続されている必要があります。ケーブルの USB Type-C プラグ側端では、10 nF のバイパス コンデンサ (USB PD をサポートする場合には最低でも 30 V 対応のもの) をVBUS ピンとグランドの間に接続する必要があります。バイパス コンデンサは電源供給パッドの近くに配置する必要があります。Type-C プラグ用のバイパス コンデンサは 9 nF から 500 nF の範囲のものが使用可能です。Cypress のケーブル設計では下図のように VBUS ピンに 22 nF のコンデンサが使用されています。
- USB 2.0 Type-C ケーブルでは、VBUS ピンにバイパスコンデンサは不要です。USB Type-C プラグ内のすべての VBUS ピンは相互に接続されている必要があることにご注意ください。この推奨は USB Type-C - USB2.0 Standard-A ケーブル、USB Type-C - USB2.0 Standard-B ケーブル、USB Type-C - USB2.0 Mini-B ケーブル、USB Type-C - USB2.0 Micro-B ケーブル、USB Type-C - USB2.0 Micro-B レセプタクルアダプタに適応可能です。
- USB Type-C - USB3.1 Standard-A ケーブルでは、すべての VBUS ピンは USB Type-C プラグ内で相互に接続されている必要があります、また ケーブルの USB Type-C プラグ側では VBUS とグランド ピンの間にバイパス コンデンサが必要です。USB Standard-A プラグを組み込んでいるケーブルのバイパス コンデンサは 10 nF ± 20% を使用してください。USBPD Standard-A プラグを組み込んでいるケーブルのバイパス コンデンサは 100 pF ± 20% (最低耐圧 30Vのもの) を使用してください。バイパス コンデンサは電源供給パッドの近くに配置してください。この推奨は USB Type-C - USB3.1 Standard-B ケーブルと USB Type-C - USB3.1 Micro-B ケーブルにも適応可能です。
- USB Type-C - USB3.1 Standard-A レセプタクルアダプタでは、USB Type-C プラグ内のすべての VBUS ピンは相互に接続されている必要があります、そして ケーブルの USB Type-C プラグ側端で VBUS ピンに 10 nF のバイパス コンデンサが必要です。バイパス コンデンサは Standard-A レセプタクルの VBUS ピンには不要です。この推奨は USB Type-C - USB3.1 Standard-B レセプタクルアダプタにも適応可能です。
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