
Employee
Apr 27, 2020
04:05 AM
- Subscribe to RSS Feed
- Mark as New
- Mark as Read
- Bookmark
- Subscribe
- Printer Friendly Page
- Report Inappropriate Content
Apr 27, 2020
04:05 AM
PSoC VDA/IDAC の出力電圧範囲 - KBA227543- Community Translated (JA)
Community Translated by MoTa_728816 Version: **
質問:
PSoC® の VDAC/IDAC がデバイスの全動作電圧範囲に使用できないのはなぜですか?
回答:
VDAC/IDAC 回路の基本構成ブロックはカレントミラー回路です。(個々のデバイスのアーキテクチャリファレンスマニュアルをご参照ください:PSoC 3, PSoC 4 or PSoC 5LP)
カレントミラー回路が意図した電流を提供するためには、トランジスタは飽和モードで動作している必要があります。そのためにはドレインーソース間電圧(DS) がゲートーソース間電圧(GS) とスレッショルド電圧(TH) の差よりも大きくなること [ V(DS) > V(GS) - V(TH) ] が必要で、それは回路レベルでのヘッドルーム電圧 (電源電圧と最大出力電圧の差) となりますので、結果として回路の出力範囲が制限されます。VDAC コンポーネントデータシート内の、‘compliance voltage’ パラメータがヘッドルーム電圧に相当します。 VDAC/IDAC では出力電圧は VDDA - Vcompliance に制限されます。
IDAC の場合、Vcompliance が重要です。IDAC の電流範囲のどこにおいても出力電圧 (IDAC の負荷抵抗と IDAC の電流範囲の積) が、 VDDA - Vcomplianceを超えないようにしなくてはいけません。
Rate this article: