PSoC 6 のオンチップレギュレータの選択とSIMO buck の未使用ピン処理について - KBA229115- Community Translated (JA)
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質問:
PSoC® 6 アプリケーション用に適切なレギュレータを選択するのにはどうしたら良いですか? もしローパワーモードを使用しない場合、Single Input Multiple Output (SIMO) buck は必要ですか? SIMO の未使用ピンはどのように処理したら良いでしょうか?
回答:
レギュレータはデザインの使用する電流量で決定されます。 SIMO buck では負荷は最大 20 mA, Low Drop-Out (LDO) レギュレータでは、最大 300 mA まで対応しています。
表 1: コア電圧レギュレータの最大負荷
| 出力 | 最大負荷 ローパワー/通常 | 最高コア周波数 |
LDO |
| 25/300 mA | Cortex-M4 (CM4)では50 MHz, Cortex-M0+ (CM0+) では 25 MHz |
| 25/300 mA | サポートされている最高周波数 | |
Buck |
| NA /20 mA | CM4 では 50 MHz CM0+ では 25 MHz |
| NA /20 mA | サポートされている最高周波数
|
コアペリフェラルに電源を供給する場合、buck レギュレータは、特に VDDD 高めの場合、LDO レギュレータよりも高い電力効率を提供します。しかし buck レギュレータは LDO レギュレータに比べて負荷電流が低くなります。そのため、buck レギュレータを使用する場合には、ファームウェアで必要最低限のペリフェラルを低めの周波数で動かすなどして、過負荷にならないように注意する必要があります。
未使用ピン: 電源供給レール (入力、出力) を使用しない場合、 そのピンは浮かしておくことが推奨されます。PSoC MCU デバイスを使用したハードウェア設計に関する詳細は、PSoC 6 MCU Hardware Design Considerations ドキュメントをご参照ください。このドキュメントはパッケージの選択に関する考察から始まって、電源、クロック、I/O の使用方法、プログラムとデバッグのインターフェース、アナログモジュール等の様々な側面を網羅しています。