PSoC 4 CapSense の Cmod と Cp の測定 - KBA225808 - Community Translated (JA)
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Translation - English: Measure Cmod and Cp of PSoC 4 CapSense - KBA225808
質問:
PSoC® 4 CapSense® デザインでの Cmod と Cp の測定方法を教えてください。
回答:
PSoC 4 の CapSense コンポーネントは、 IEC 60730 Class B の要件を実装するために必要な組込み自己診断ライブラリを含みます。組込みライブラリは PSoC 4 CapSense 単体による Cmod と Cp の測定に対応しています。
Cmod は CSD センシング方式の動作に必須な外部変調コンデンサで、CSD センシングを使用する場合にのみ必要です。コンデンサの推奨値は 2.2 nF/5V/X7R またはNP0 コンデンサです。
Cp は CSD センシング方式でのセンサの寄生容量です。
PSoC 4 CapSense BIST ライブラリを使用した Cmod と Cp の測定は、以下の関数を使用してください。
関数の定義 | 説明 |
uint32 CapSense_GetSensorCapacitance(uint32 widgetId, uint32 sensorId) | この関数は指定されたウィジェット/センサを測定し、結果を返すとともにそれをデータの構造に保存します。コンポーネントの設定は測定に影響しません。これは、下記のパラメータ設定で行われます。 • 変調クロック周波数 - 可能な限り高く • センスクロックソース - 直接 • IDAC センシング設定- IDAC ソースを使用 • 補正 IDAC - 無効 • 分解能 - 10 bits 測定センサの静電容量範囲は 5 pF~255 pFです。戻り値が 255 の場合、静電容量値はそれより高い可能性があります。 |
uint32 CapSense_GetExtCapCapacitance (uint32 extCapId) | この関数はコンデンサの容量を測定し、結果を返すとともに、それを CapSense_EXT_CAP<EXT_CAP_ID>_VALUE レジスタに保存します。測定中の CapSense センサの状態はアナログ ハイインピーダンスです。測定の静電容量範囲は 200 pF~60,000 pF です。測定精度は 10%です。 extCapID パラメータは、測定する外部コンデンサのID番号を以下のように指定します。 • CapSense_TST_CMOD_ID - Cmod コンデンサ • CapSense_TST_CSH_ID - Csh コンデンサ • CapSense_TST_CINTA_ID - CintA コンデンサ • CapSense_TST_CINTB_ID - CintB コンデンサ |
添付はこれらの関数を使用して Cmod と Cp を測定するサンプルコードです。
関数の実行には、指定された一連の CapSense パラメータが使用されます。実行後、CapSense パラメータは元のデザインの値に復元されます。
これらの関数に加えて、BIST ライブラリはシールドセンサ、シールドタンクセンサ、およびCSX統合コンデンサにも対応します。詳細については PSoC4 CapSense コンポーネントデータシートを参照していただくか、Cypress 技術サポートまで連絡してください。
参考資料: