AURIX™ MCU: I2Sの実現の仕方 - KBA234446
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Translated by: keni_4440091
Original KBA: AURIX™ MCU: How to realize I2S - KBA234446
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質問: AURIX™ MCUはI2S(Inter-IC Sound)をサポートしますか?
回答: AURIX™ デバイスには、専用のI2S HW-モジュールがありませんが、I2Sマスターおよびスレーブをエミュレートすることができます。
マスター: AURIX がマスターであるI2S出力を生成するためには、Queued Synchronous Peripheral Interface (QSPI)が使用可能です。それを行うために、QSPIをシンプレックスモード転送モードで使用してください。2つのチップセレクト(SLSO)が必要で、1つは右/左用、2つ目はダミーとしてです。チップセレクトは、BACONエントリを使用して切り替えできます。
スレーブ: スレーブモードでは、AURIX™ は外部マスターからの音声信号を受信します。それを行うには、汎用タイマーモジュール(GTM)のタイマー入力モジュール(TIM)を使用します。例えば、TIM_0は右または左のノイズを検出しています。TIM_1は、クロックをトラッキングし、クロックの立上りエッジでTIM_2をトリガします。次にTIM_2は、データをトラッキングし、Advanced Routing Unit (ARU)を介してFIFOにそれを保存します。FIFOの中で定義された透かしに到達すると、DMAはトリガされ、データがメモリに転送されます。
ユーザーズマニュアルの「Queued Synchronous Peripheral Interface (QSPI)」および汎用タイマーモジュール(GTM)の章を参照してください。
注:このKBAはAURIX MCUの以下のシリーズに適用されます:
- AURIX™ TC2xx series
- AURIX™ TC3xx series