多数の電源があるシステムにおけるUSB-シリアルブリッジコントローラの使用について — KBA92883 - Community Translated (JA)
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Community Translated by keni_4440091 Version: *A
Translation - English: Using USB-Serial Bridge Controllers in Systems Having Multiple Power Supplies – KBA92883
質問:多数の電源があるシステムでUSB-シリアルブリッジコントローラ(CY7C65211/CY7C65213/CY7C65215)はどのように接続する必要がありますか?
回答:
この記事では、システムの他の部分と異なる電源を持つUSB-シリアルブリッジコントローラのシステムのハードウェア設計ガイドを説明します。USB-シリアルブリッジコントローラのVCCIO/VDDD*を駆動するシステム電源を使用する事を推奨します。VCCIO/VDDD入力電圧はGPIOに電源を供給し、シリアルインターフェースの電圧レベルを決定します。システム電源とVCCIO/VDDDが2つの異なる電源ドメインの場合、USB-シリアルブリッジコントローラのバックパワーを回避するために以下の設計ガイドに従う必要があります。USB-シリアルブリッジコントローラへの電源供給がオフし、システムの他への電源がオンのままの時にバックパワーは発生します。このシナリオでは、USB-シリアルブリッジコントローラはシステムの他から来る入力信号によりバックパワーが発生する可能性があります。このシナリオを回避するため、USB-シリアルブリッジコントローラの入力ピンにプルアップ抵抗を介したダイオードを接続する必要があります。
実装
図1は、別の電源から電力供給されるUSB-シリアルブリッジコントローラのシステムを示しています。
- V_Supply1はUSB-シリアルブリッジコントローラに電源供給
- V_Supply2はシステムの他の部分に電源供給
USB-シリアルブリッジコントローラのRXピンからのバックパワーを防止するためには、図1に示すようにUSB-シリアルブリッジコントローラのRXピンにプルアップ抵抗を介したダイオードを接続します。
*パーツナンバーCY7C65213のVCCIO、およびパーツナンバーCY7C565215とCY7C65215のVDDD
図1.USB-シリアルブリッジコントローラのRXピンにダイオード接続されたシステム設定
この実装は、システムの他の部分に接続されたUSB-シリアルブリッジコントローラの全ての入力ピンに適合します。
以下は抵抗およびダイオードの推奨値です。
プルアップ抵抗R = 10 kΩ
ダイオード = VDiode_drop <= 0.4 V (順方向降下)