Community Translations - TRAVEO™: Accessing work flash in TRAVEO™ T2G devices - KBA235277

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KaHa_6814082
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Dear Supporter

I want to translate the following KBA. Please confirm to my work.

TRAVEO™: Accessing work flash in TRAVEO™ T2G devices - KBA235277

Regards,

Kazuki

1 Solution
KaHa_6814082
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Dear Mohammed

The following shows the translation version of the targeted KBA.

Please confirm and double check.

Regards,

Kazuki Harada

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------

TRAVEO™: TRAVEO™ T2Gデバイスのワークフラッシュにアクセスする - KBA235277

 

Version: **

1 ワークフラッシュメモリ

ワークフラッシュは、データを格納するためのフラッシュメモリで、車載用途をターゲットとした組込み用フラッシュであるeCTフラッシュの一つです。ワークフラッシュ内の全てのセクタは、データを格納するためのメモリフィールドであるワーク領域として割り当てられます。

ワークフラッシュの形状、構成、および機能の詳細については、デバイスのアーキテクチャTRMを参照してください。

1.1 ワークフラッシュのプログラム

ワークフラッシュは、EraseSectorProgramRowProgramWorkFlashなどの特別なシステムサービスを使用して消去およびプログラムすることができます。これらのシステムサービスの詳細については、デバイスのアーキテクチャTRMの「不揮発性メモリ・プログラミング」節を参照してください。以下の点に注意してください:

・ワークフラッシュワードは、消去状態のときのみ再プログラム可能です。
・ワークフラッシュをプログラムまたは消去する前に、FLASHC_WORK_FLASH_SAFETYレジスタの"WorkFlashWriteEnable"ビットが '1' に設定されていることを確認してください。
・ワークフラッシュの書き込みを行う前に、FLASHC_FLASH_CTLレジスタのWORK_ECC_ENビットを'1'に設定することを強く推奨します。

1.2 ワークフラッシュの読み出し

ワーク・フラッシュの内容は、消去操作の直後は不明です。消去されたワークフラッシュの内容を読み出すと 、ECCエラーが発生します;また、FLASHC_FLASH_CTL.WORK_ERR_SILENTが '0' の場合はハードフォルト例外が発生します。

したがって、 ワークフラッシュはプログラムされた後にマスター(CPUまたはDMA)によって読み出す必要があります。ワークフラッシュが消去状態にあるかどうかは、 特別なシステムサービスであるBlankCheckを使用して確認してください。BlankCheckは、内容が消去状態でも、ECCエラーを発生させません。

ワークフラッシュがプログラムされているか消去されているか不明な場合は、まずBlankCheckを実行し、領域が空白でない場合にのみワークフラッシュの読み出しを続行してください。

また、CM7ベースのデバイスでは、CM7_0/1 または他のAXIマスター経由で32ビットのワークフラッシュを読み出し、初期化されていない状態で32ビットのワークフラッシュに隣接すると、ECCエラーが発生する可能性があることに注意してください。ECCエラーを回避するには、次のオプションのいずれかを使用してください:

・ワークフラッシュのデータサイズを64ビットに制限し、アライメントされた64ビットのダブルワード単位でプログラムし、CM7_0/1または他のAXIマスターから64ビットのダブルワードとして読み出します。
・M-DMAまたはP-DMAチャネルを使用して、32ビットのAHB読み出しが可能なワークフラッシュを読み出します。

1.3 ワークフラッシュエラー

TRAVEO™ T2Gでは、フォルトストラクチャ機能により、以下のフォルトを検出することができます。

  1. CPUSS_FLASHC_WORK_BUS_ERROR: 通常、このフォルトはプログラムまたは消去処理中に読み出しアクセスがあった場合に発生します。
  2. CPUSS_FLASHC_WORK_C_ECC: このフォルトは、ワークフラッシュキャッシュに修正可能なECC違反がある場合に発生します。
  3. CPUSS_FLASHC_WORK_NC_ECC: 、このフォルトは、ワークフラッシュキャッシュで修正不可能なECC違反がある場合に発生します。

これらのフォルトをフォルトストラクチャーで検出するには、FAULT_STRUCTx_MASKyレジスタの対応するフォルトマスクビットを有効にしてください。上記のフォルトのフォルトIDを知るには、デバイスのデータシートを参照し、フォルトストラクチャ機能を使用してフォルトを検出する方法を理解するには、デバイスのアーキテクチャTRMを参照してください。

FLASHC_FLASH_CTLレジスタのWORK_ERR_SILENTビットの設定に注意してください。このビットが'0'(デフォルト値)の場合、読み出し動作中にワークフラッシュバスエラーまたはNC_ECCエラーが検出されると、コアハードフォールトが発生します。このビットが'1'に設定されると、エラーは静止し、コアハードフォルトは発生しません。

ワークフラッシュの内部エラー(例えばプログラム消去処理中の読み出しアクセス)もFLASHC_CMx_STATUSレジスタ(x = 0, 4, 7_0, 7_1)にログ記録されます。

1.4 ワークフラッシュの保護

ワークフラッシュは、ソフトウェア保護ユニット(SWPU)オブジェクトを使用して、意図しない消去や書き込みから保護することができます。詳細は以下のドキュメントを参照してください:

AN228680 - Secure System Configuration in TRAVEO™ T2G Family 
Configure Software Protection Unit (SWPU) objects in TRAVEO™ T2G devices - KBA234634 

MPUまたはSMPUを使用して、ワークフラッシュの読み出し保護をすることができます。

注)本KBAは、以下のTRAVEO™ MCUシリーズに適用されます。

・TRAVEO™ T2G

 

Labels:  TRAVEO™ T2G 

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250 sign-ins First comment on KBA 250 replies posted

Hi Kazuki san,

Confirm to work on this KBA.

Thanks,
Mohammed

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Dear Mohammed

The following shows the translation version of the targeted KBA.

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Regards,

Kazuki Harada

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TRAVEO™: TRAVEO™ T2Gデバイスのワークフラッシュにアクセスする - KBA235277

 

Version: **

1 ワークフラッシュメモリ

ワークフラッシュは、データを格納するためのフラッシュメモリで、車載用途をターゲットとした組込み用フラッシュであるeCTフラッシュの一つです。ワークフラッシュ内の全てのセクタは、データを格納するためのメモリフィールドであるワーク領域として割り当てられます。

ワークフラッシュの形状、構成、および機能の詳細については、デバイスのアーキテクチャTRMを参照してください。

1.1 ワークフラッシュのプログラム

ワークフラッシュは、EraseSectorProgramRowProgramWorkFlashなどの特別なシステムサービスを使用して消去およびプログラムすることができます。これらのシステムサービスの詳細については、デバイスのアーキテクチャTRMの「不揮発性メモリ・プログラミング」節を参照してください。以下の点に注意してください:

・ワークフラッシュワードは、消去状態のときのみ再プログラム可能です。
・ワークフラッシュをプログラムまたは消去する前に、FLASHC_WORK_FLASH_SAFETYレジスタの"WorkFlashWriteEnable"ビットが '1' に設定されていることを確認してください。
・ワークフラッシュの書き込みを行う前に、FLASHC_FLASH_CTLレジスタのWORK_ECC_ENビットを'1'に設定することを強く推奨します。

1.2 ワークフラッシュの読み出し

ワーク・フラッシュの内容は、消去操作の直後は不明です。消去されたワークフラッシュの内容を読み出すと 、ECCエラーが発生します;また、FLASHC_FLASH_CTL.WORK_ERR_SILENTが '0' の場合はハードフォルト例外が発生します。

したがって、 ワークフラッシュはプログラムされた後にマスター(CPUまたはDMA)によって読み出す必要があります。ワークフラッシュが消去状態にあるかどうかは、 特別なシステムサービスであるBlankCheckを使用して確認してください。BlankCheckは、内容が消去状態でも、ECCエラーを発生させません。

ワークフラッシュがプログラムされているか消去されているか不明な場合は、まずBlankCheckを実行し、領域が空白でない場合にのみワークフラッシュの読み出しを続行してください。

また、CM7ベースのデバイスでは、CM7_0/1 または他のAXIマスター経由で32ビットのワークフラッシュを読み出し、初期化されていない状態で32ビットのワークフラッシュに隣接すると、ECCエラーが発生する可能性があることに注意してください。ECCエラーを回避するには、次のオプションのいずれかを使用してください:

・ワークフラッシュのデータサイズを64ビットに制限し、アライメントされた64ビットのダブルワード単位でプログラムし、CM7_0/1または他のAXIマスターから64ビットのダブルワードとして読み出します。
・M-DMAまたはP-DMAチャネルを使用して、32ビットのAHB読み出しが可能なワークフラッシュを読み出します。

1.3 ワークフラッシュエラー

TRAVEO™ T2Gでは、フォルトストラクチャ機能により、以下のフォルトを検出することができます。

  1. CPUSS_FLASHC_WORK_BUS_ERROR: 通常、このフォルトはプログラムまたは消去処理中に読み出しアクセスがあった場合に発生します。
  2. CPUSS_FLASHC_WORK_C_ECC: このフォルトは、ワークフラッシュキャッシュに修正可能なECC違反がある場合に発生します。
  3. CPUSS_FLASHC_WORK_NC_ECC: 、このフォルトは、ワークフラッシュキャッシュで修正不可能なECC違反がある場合に発生します。

これらのフォルトをフォルトストラクチャーで検出するには、FAULT_STRUCTx_MASKyレジスタの対応するフォルトマスクビットを有効にしてください。上記のフォルトのフォルトIDを知るには、デバイスのデータシートを参照し、フォルトストラクチャ機能を使用してフォルトを検出する方法を理解するには、デバイスのアーキテクチャTRMを参照してください。

FLASHC_FLASH_CTLレジスタのWORK_ERR_SILENTビットの設定に注意してください。このビットが'0'(デフォルト値)の場合、読み出し動作中にワークフラッシュバスエラーまたはNC_ECCエラーが検出されると、コアハードフォールトが発生します。このビットが'1'に設定されると、エラーは静止し、コアハードフォルトは発生しません。

ワークフラッシュの内部エラー(例えばプログラム消去処理中の読み出しアクセス)もFLASHC_CMx_STATUSレジスタ(x = 0, 4, 7_0, 7_1)にログ記録されます。

1.4 ワークフラッシュの保護

ワークフラッシュは、ソフトウェア保護ユニット(SWPU)オブジェクトを使用して、意図しない消去や書き込みから保護することができます。詳細は以下のドキュメントを参照してください:

AN228680 - Secure System Configuration in TRAVEO™ T2G Family 
Configure Software Protection Unit (SWPU) objects in TRAVEO™ T2G devices - KBA234634 

MPUまたはSMPUを使用して、ワークフラッシュの読み出し保護をすることができます。

注)本KBAは、以下のTRAVEO™ MCUシリーズに適用されます。

・TRAVEO™ T2G

 

Labels:  TRAVEO™ T2G 

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250 sign-ins First comment on KBA 250 replies posted

Hi, Kazuki san,

Confirm to receive this KBA.

Thank you for your contribution.

Thanks,
Mohammed

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