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Hi,
I'd like to translate this KBA (KBA231981) into Japanese.
If a Japanese translation of this KBA has not been applied, please confirm this to my work.
moto
Solved! Go to Solution.
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Community Translation - KBA231981 - CYPD3177 EZ-PD BCR Device Firmware Updates
Original KBA:
Translated by: https://community.cypress.com/t5/user/viewprofilepage/user-id/15414
================================
タイトル: CYPD3177 EZ-PD BCR デバイスのファームウェア アップデートについて - KBA231981
バージョン:**
本文:
デートコード (書式 YYWW - 年号の下二桁と勤務週二桁) が “2047” よりも古い CYPD3177 EZ-PD™ BCR デバイスに書きこまれているオリジナルのファームウェアはバージョン 3.0C です。デートコードが“2047”またはそれ以降の CYPD3177 デバイスはアップデートされたファームウェアが搭載されていて、そのバージョンは 4.05 です。表 1. はファームウェア バージョン 4.05 に含まれているアップデートのリストとなります。
表 1. EZ-PDTM BCR デバイス (CYPD3177) のファームウェア バージョン 4.05 に含まれているアップデートのリスト
No. |
症状/改善点 |
詳細 |
1 |
過電圧状態でのデバイスの過熱 |
BCR デバイスを過電圧状態でも VBUS を遮断しない Type-C 規格に非準拠の電源と使用した場合、BCR デバイスは VBUS_IN ピン (CYPD3177 の 18ピン) を介して VBUS から電流を継続的に引き込みます。BCR がオリジナルのファームウェアを使用しているときに、これは消費電力を増加させ、さらにデバイスの過熱を引き起こす原因になります。 BCR デバイスを PD と Type-C 規格準拠の電源と使用する場合には、この問題は発生しないことに注意してください。 この問題は、アップデートされたファームウェアで修正されています。 |
2 |
SAFE_PWR パスが VBUS の過電圧状態を検出しない |
オリジナルの BCR ファームウェアでは、SAFE_PWR パスの OVP が有効になっていなかったので BCR デバイスは過電圧状態のおいて、SAFE_PWR パスから電力を供給されているサブ回路を保護するために SAFE_PWR FET を切断しませんでした。このため、同時にUSB-C 電源アダプタも過電圧保護を欠いているという稀な例では、SAFE_PWR パスに過電圧保護が無いという結果になってしまう可能性がありました。 アップデートされた BCR ファームウェアでは、SAFE_PWR パスの OVP の状態検出が有効になっています。 |
3 |
BCR デバイスが PD 非対応で 5V 固定の電源アダプタ (例:Type-C のみの電源アダプタ) に接続されている場合、VBUS_MIN の設定は無視されます。 |
オリジナルのファームウェア バージョンでは、PD 非対応の電源アダプタが BCR デバイスに接続されている場合、ファームウェアは VBUS_MIN GPIO 抵抗分圧器の設定にかかわらず、VBUS_MIN の値を 5V に設定します。これは電力に制限のある電源がシステムに電力を供給しようとすることを許してしまう可能性があります。 アップデートされたファームウェアでは、VBUS_MIN が 5V よりも高い電圧に設定されている場合、PD 非対応の 5V 固定電源アダプタではシンクパスが無効になります。 |
4 |
USB-PD 仕様に基づく FW のアップデート |
最新の USB-PD 認証テストに適応するために、マイナーなファームウェア アップデートが行われました。これはデバイスの機能には影響をあたえません。また、ファームウェアは USBPD 3.0 バージョン 2, Type-C タイプのコネクタで D_ID アクノリッジをサポートするように更新されました。デフォルトのコネクタタイプは「レセプタクル」に設定されていて、HPI インターフェースから変更することが可能です。 |
5 |
アクティブ電力消費の節約 |
更新されたファームウェアは、PD または I2C 通信の無い時には CYPD3177 デバイスがスリープに入ることを許すようになりました。これにより、デバイスのアクティブ電力消費を節約します。 |
6 |
FAULT シナリオに続いて特定のシーケンスが発生した場合にデバイスが過熱します。 |
オリジナルの BCR ファームウェアでは、能力の不一致が発生したときに、HPI から PDO を再設定して解決した場合に消費電力が増加しました。この問題は、アップデートされたファームウェアでは解決されています。 |
7 |
ホストプロセッサによる機能の不一致が発生すると、一時的に SAFE_PWR FET の出力が 5V より高くなる可能性があります。 |
現在の電源コントラクトが 5V よりも大きい状態で、ホストプロセッサが VBUS_MIN および VBUS_MAX のハードウェア設定を上書きすることで能力の不一致を発生した場合、SAFE_PWR FET は期待されている 5V を提供する前に現在の電源コントラクトで設定されている電圧に等しい電圧を一時的に出力してしまいます。 これに対する簡単な回避策は、電源コントラクトが成功した後にホストプロセッサが能力の不一致を発生させないようにすることです。 この問題は、アップデートされたファームウェアで修正されています。 |
8 |
安全電力が電源アダプタとネゴシエートされると、BCR デバイスは BCR のデータシートに記載されてい 900mA ではなく、最大利用可能電流を要求します。 |
能力不一致のシナリオ発生時には、シンクに安全な電源電圧 5V を提供するために、5V コントラクトが確立されました。この状態で、BCR デバイスは 900mA ではな最大利用可能電流を要求しました。 要求された電流は BCR のデータシートに記載されている 900mA より大きく、殆どの電源アダプタは 900mA の電流をサポートするため、回避策は必要ありません この問題は、アップデートされたファームウェアで修正されています。 |
9 |
UFP 電源シンク インターフェースに加えて、USB インターフェースを搭載している製品に対応するために、ファームウェアの UFP VDO データ機能に変更を行いました。 |
データ能力は FLIP ピンに接続されたプルアップ抵抗の有無かその値のどちらかで決定されます。USB 通信ビットと UFO VDO を変更する FLIP ピン ストラップ機能が追加されました。提示されるプルアップ抵抗の値とデータ 機能ビットの詳細については、表 2 を参照してください。 FLIP ピンを利用せず、電源シンクのみを目的としたレガシーアプリケーションでは、データ対応の UFP シンクが電源シンクの機能も有しているため、通常の動作では何も変化が見られないはずです。 デフォルトの UFP VDO は、ポートがデータ対応に設定されている場合、Type-C レセプタクルを使用したオルタネートモードには対応していない ペリフェラルモードの USB 2.0 データに対応しています。UFP VDO の内容は、non-vlatile write コマンドを使用して HPI インターフェースから変更することが可能です。詳細は最新の BCR HPI 仕様を参照してください。 |
表 2. FLIP ピンのプルアップ抵抗値と提示されるデータ機能ビット
# |
プルアップ抵抗値 |
UFP VDO の一部として提示されるデータ機能ビット |
1 |
プルアップ抵抗なし (FLIP ピンはフローティング) |
1 : USB データ対応のポート |
2 |
< 4.7kΩ |
|
3 |
50kΩ |
0 : USB データ非対応のポート |
================================
3-Feb-2021
Motoo Tanaka
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Hi, Moto-san
Yes, please work to this KBA for the translation.
Thanks,
Jenna
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Community Translation - KBA231981 - CYPD3177 EZ-PD BCR Device Firmware Updates
Original KBA:
Translated by: https://community.cypress.com/t5/user/viewprofilepage/user-id/15414
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タイトル: CYPD3177 EZ-PD BCR デバイスのファームウェア アップデートについて - KBA231981
バージョン:**
本文:
デートコード (書式 YYWW - 年号の下二桁と勤務週二桁) が “2047” よりも古い CYPD3177 EZ-PD™ BCR デバイスに書きこまれているオリジナルのファームウェアはバージョン 3.0C です。デートコードが“2047”またはそれ以降の CYPD3177 デバイスはアップデートされたファームウェアが搭載されていて、そのバージョンは 4.05 です。表 1. はファームウェア バージョン 4.05 に含まれているアップデートのリストとなります。
表 1. EZ-PDTM BCR デバイス (CYPD3177) のファームウェア バージョン 4.05 に含まれているアップデートのリスト
No. |
症状/改善点 |
詳細 |
1 |
過電圧状態でのデバイスの過熱 |
BCR デバイスを過電圧状態でも VBUS を遮断しない Type-C 規格に非準拠の電源と使用した場合、BCR デバイスは VBUS_IN ピン (CYPD3177 の 18ピン) を介して VBUS から電流を継続的に引き込みます。BCR がオリジナルのファームウェアを使用しているときに、これは消費電力を増加させ、さらにデバイスの過熱を引き起こす原因になります。 BCR デバイスを PD と Type-C 規格準拠の電源と使用する場合には、この問題は発生しないことに注意してください。 この問題は、アップデートされたファームウェアで修正されています。 |
2 |
SAFE_PWR パスが VBUS の過電圧状態を検出しない |
オリジナルの BCR ファームウェアでは、SAFE_PWR パスの OVP が有効になっていなかったので BCR デバイスは過電圧状態のおいて、SAFE_PWR パスから電力を供給されているサブ回路を保護するために SAFE_PWR FET を切断しませんでした。このため、同時にUSB-C 電源アダプタも過電圧保護を欠いているという稀な例では、SAFE_PWR パスに過電圧保護が無いという結果になってしまう可能性がありました。 アップデートされた BCR ファームウェアでは、SAFE_PWR パスの OVP の状態検出が有効になっています。 |
3 |
BCR デバイスが PD 非対応で 5V 固定の電源アダプタ (例:Type-C のみの電源アダプタ) に接続されている場合、VBUS_MIN の設定は無視されます。 |
オリジナルのファームウェア バージョンでは、PD 非対応の電源アダプタが BCR デバイスに接続されている場合、ファームウェアは VBUS_MIN GPIO 抵抗分圧器の設定にかかわらず、VBUS_MIN の値を 5V に設定します。これは電力に制限のある電源がシステムに電力を供給しようとすることを許してしまう可能性があります。 アップデートされたファームウェアでは、VBUS_MIN が 5V よりも高い電圧に設定されている場合、PD 非対応の 5V 固定電源アダプタではシンクパスが無効になります。 |
4 |
USB-PD 仕様に基づく FW のアップデート |
最新の USB-PD 認証テストに適応するために、マイナーなファームウェア アップデートが行われました。これはデバイスの機能には影響をあたえません。また、ファームウェアは USBPD 3.0 バージョン 2, Type-C タイプのコネクタで D_ID アクノリッジをサポートするように更新されました。デフォルトのコネクタタイプは「レセプタクル」に設定されていて、HPI インターフェースから変更することが可能です。 |
5 |
アクティブ電力消費の節約 |
更新されたファームウェアは、PD または I2C 通信の無い時には CYPD3177 デバイスがスリープに入ることを許すようになりました。これにより、デバイスのアクティブ電力消費を節約します。 |
6 |
FAULT シナリオに続いて特定のシーケンスが発生した場合にデバイスが過熱します。 |
オリジナルの BCR ファームウェアでは、能力の不一致が発生したときに、HPI から PDO を再設定して解決した場合に消費電力が増加しました。この問題は、アップデートされたファームウェアでは解決されています。 |
7 |
ホストプロセッサによる機能の不一致が発生すると、一時的に SAFE_PWR FET の出力が 5V より高くなる可能性があります。 |
現在の電源コントラクトが 5V よりも大きい状態で、ホストプロセッサが VBUS_MIN および VBUS_MAX のハードウェア設定を上書きすることで能力の不一致を発生した場合、SAFE_PWR FET は期待されている 5V を提供する前に現在の電源コントラクトで設定されている電圧に等しい電圧を一時的に出力してしまいます。 これに対する簡単な回避策は、電源コントラクトが成功した後にホストプロセッサが能力の不一致を発生させないようにすることです。 この問題は、アップデートされたファームウェアで修正されています。 |
8 |
安全電力が電源アダプタとネゴシエートされると、BCR デバイスは BCR のデータシートに記載されてい 900mA ではなく、最大利用可能電流を要求します。 |
能力不一致のシナリオ発生時には、シンクに安全な電源電圧 5V を提供するために、5V コントラクトが確立されました。この状態で、BCR デバイスは 900mA ではな最大利用可能電流を要求しました。 要求された電流は BCR のデータシートに記載されている 900mA より大きく、殆どの電源アダプタは 900mA の電流をサポートするため、回避策は必要ありません この問題は、アップデートされたファームウェアで修正されています。 |
9 |
UFP 電源シンク インターフェースに加えて、USB インターフェースを搭載している製品に対応するために、ファームウェアの UFP VDO データ機能に変更を行いました。 |
データ能力は FLIP ピンに接続されたプルアップ抵抗の有無かその値のどちらかで決定されます。USB 通信ビットと UFO VDO を変更する FLIP ピン ストラップ機能が追加されました。提示されるプルアップ抵抗の値とデータ 機能ビットの詳細については、表 2 を参照してください。 FLIP ピンを利用せず、電源シンクのみを目的としたレガシーアプリケーションでは、データ対応の UFP シンクが電源シンクの機能も有しているため、通常の動作では何も変化が見られないはずです。 デフォルトの UFP VDO は、ポートがデータ対応に設定されている場合、Type-C レセプタクルを使用したオルタネートモードには対応していない ペリフェラルモードの USB 2.0 データに対応しています。UFP VDO の内容は、non-vlatile write コマンドを使用して HPI インターフェースから変更することが可能です。詳細は最新の BCR HPI 仕様を参照してください。 |
表 2. FLIP ピンのプルアップ抵抗値と提示されるデータ機能ビット
# |
プルアップ抵抗値 |
UFP VDO の一部として提示されるデータ機能ビット |
1 |
プルアップ抵抗なし (FLIP ピンはフローティング) |
1 : USB データ対応のポート |
2 |
< 4.7kΩ |
|
3 |
50kΩ |
0 : USB データ非対応のポート |
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3-Feb-2021
Motoo Tanaka
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Hi, Moto-san
Thank you for your work.
CYPD3177 EZ-PD BCR デバイスのファームウェア アップデートについて - KBA23... - Cypress Developer Community
It has been published as above, let you know there is any issues to update.
You will be received the score based on your words#.
However, currently the scoring system is now working on.
I will be back to this Thread - when we finalize the score system by end of Feb.
Thanks,