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静電気試験にて、マイコンが停止したまま復帰しない(GPIO/BLEともに出力しない)現象が発生しています。
調査を進めた結果、I2C通信ラインへのノイズによる影響ではないかと考えております。
I2C通信ライン自体のノイズ耐性を向上させることは可能でしょうか?(ハードウェアorソフトウェア)
フィルタの追加設計やプルアップ抵抗等による対策など。
こちらではI2C通信ラインを疑っておりますが、それ以外にマイコンが停止したままとなる原因に心当たりが
ありましたら、対策案も含めて、教えていただけますと幸いです。
ネクスティ 渋谷
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ネクスティ 渋谷様
Infineon Communityにお問合せ頂き、有難うございます。
内容確認のうえ、ご連絡申し上げます。
Best Regards, Ryan
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ネクスティ 渋谷様
まず、マイコンが停止したまま復帰しない現象につきましては、以下の可能性がございます。
1. firmware上の問題の場合
- Firmware上のどこかでスタックしている場合、WDTにて復旧することができます。
2. Hardware上の問題の場合
- 考えられる要因の一つとして、ESDテストで大きなインシュランス電流が発生し、デバイスのラッチアップが発生しているということです。ラッチアップが発生するとデバイスがスタック状態となり、パワーオンリセットでのみ復旧させることができます。
- その他の可能性として、ESDテストにて XRES pin やVCCD上に予期しないノイズがはしることにより、CPUやbootに問題が発生していることです。
- I2Cに関しては、I2Cの回路やプロトコルが外部ノイズに影響を受けやすいため、I2Cピンもまたインシュランス電流がラッチアップ発生の要因となります。
i2c_scl と I2C_sdlにシリーズ抵抗(300Ωまで)を追加することで外部のノイズに対応することができます。
Infineon Technologies